備忘録

思ったこといろいろ

キスマイを好きになった私が宮田俊哉を選ぶまで (後編)

がっつり前回の続きになっているので、前編を読んでいない方はこちらから読んで頂いた方が分かりやすいかと思います。
turuturupanda.hatenablog.com
相変わらず長ったらしくなっていますが、お付き合い頂けると嬉しいです。



さて、依然として誰を推せば良いのか決めかねてもやもやしている時に、私にとって初めてのコンサートDVD『SNOW DOMEの約束』を手に入れます。
この時にようやくコンサート中のキスマイの姿を見ることになるのですが、ローラースケートで会場を駆け回り、歌いながら踊りファンサをするメンバー、うちわやペンライトを持ったファンで埋め尽くされた会場、派手なパフォーマンス……そのどれもが私にとって新鮮で、最初から最後まで目が離せませんでした。おかしな話ですが、この時になってようやく、キスマイがジャニーズ事務所に所属している超人気アイドルであることを理解します。
初めてのコンサートDVD鑑賞を終えて、私が何よりも驚いたのはメンバー同士の仲の良さでした。私が買ったのは初回限定盤だったのですが、本編はもちろん、特典映像でのメンバー同士の距離がとにかく近い!宮玉、わたたいなどの存在を全く知らなかったこの時の私は、特にこの二組の絡みを見ては「えっ何が始まったの?!!待って待って何だこれ私は何を見ている?!?!!!」と、映っている映像を脳でうまく処理できずパニックに陥ります。中でも一番印象に残ったのが、Shake It Upで横尾渉を見つけた瞬間嬉しそうに駆け寄って抱きつく藤ヶ谷太輔で、それまで藤ヶ谷くんのことをあまり感情を表に出さない人なのだとばかり思っていた私は、「この人こんなに可愛い人だったの?!?!!大型犬と小型犬が遊んでるみたい……可愛い……」と面白い程簡単に心を奪われてしまいます。
他にも色々可愛い場面はあったのですが、とにかくどれもが自分の偏見に満ちたジャニーズのイメージとはかけ離れており、結局「ジャニーズってみんなこんなに距離が近いのか…これはDVDとして残しておいて大丈夫なものなのか…」という感想と、「何で玉森は宮田と、藤ヶ谷は横尾とばっかりくっ付いてるんだ…可愛い…」という感想を残して初めての鑑賞会は終了。ジャニーズのコンサートに圧倒されると同時に、度々映り込むファンが持っているうちわを見て、「やっぱり誰か一人に決めないとうちわが持てない…どうしよう…」なんてことをぼんやりと思っていました。


すっかりキスマイのコンサートの虜になった私は、もっと色んなキスマイが見たい!とDVDを買い漁り始めます。そんな私が『SNOW DOMEの約束』に続いて手に入れたのが、『Kis-My-Jurney』と『Kis-My-Mint』の初回限定盤DVDでした。
この二つのDVDでも、相変わらずコンサート中のキスマイはキラキラしていて、どこのシーンを見ても、誰が映っても可愛い!!!格好良い!!!と大興奮。本編も特典も、画面に映る情報を一つたりとも逃してはいけないと、まばたきをするのも忘れて何度も何度も、それこそディスクが擦り切れてしまうのではないかというくらい繰り返しDVDを見続けました。
この時の私は完全にDD状態で、「誰が一番とかじゃないんだよ…七人みんなでKis-My-Ft2なんだよ…」と何だか意味の分からないことを考えていた覚えがあります。


そんな感じで狂ったようにキスマイのDVDを見ているうちに、新しいアルバム『KIS-MY-WORLD』が発売されることに。アルバムにも関わらず相変わらずの種類の多さで「これは一体どれを買えば良いんだ…」と散々頭を悩ませた結果、私が予約したのは初回限定盤Aとキスショ宮田盤で、この時宮田盤を選んだのは、「七人分出るならまぁ宮田のを買ってあげなきゃいけないよね…」という相変わらずの謎の義務感からでした。
しかし、この初回限定盤Aの特典映像を見て、私は今までにないくらい心を動かされることになります。その心を動かされた相手というのは、先ほどから度々出てきては私の心を揺さぶっている第二の自担候補の藤ヶ谷太輔です。
このDVDに収録されているのはBrand New WorldのMVと振り付け講座、それぞれのユニット曲のレコーディングに密着した映像、そしてキスマイミッションという企画の四つ。私は特に何も考えずにとりあえず始めから順番に見始め、「相変わらずすごいMVだな…なんだこの前髪…」なんて野次を飛ばしながらも、「やっぱりみんなかわいいな〜」と穴が開くほどテレビを見つめ続けました。
そんな中で、私の心が最も大きく揺さぶられた部分が、各ユニットのレコーディング風景の映像でした。レコーディング中の横尾さんのことを楽しそうに見つめる藤ヶ谷くん、そして子供たちと楽しそうに歌う藤ヶ谷くんなど、テレビなんかでよく見る格好良い藤ヶ谷くんとは違う、優しい表情の藤ヶ谷くんがそこには沢山映っていて、『SNOW DOMEの約束』のおかげですっかり可愛い藤ヶ谷くんの虜になっていた私は「これは神のDVDか…」と、声にならない悲鳴をあげながら食い入るように画面を見つめ続けました。中でも、横尾さんが喋っている間も鳴き続ける愛犬ベルちゃんを落ち着かせようとしている藤ヶ谷くんは本当に可愛くて、その映像を見た瞬間に「アッ………駄目だこの人めちゃくちゃ可愛い…………」と完全に心を奪われてしまいます。この藤ヶ谷太輔withベルちゃん事件をきっかけに、私の自担決めへの道のりはより厳しいものになっていくことになります。
ちなみに宮玉ペアを見た時の感想は「縛り付けて散歩したい……??何を言っている……??」といったもので、相変わらずジャニーズの恐ろしさを感じていました。


そんなこんなで結局誰が一番好きなのか自分でもよく分からない状態が続く中、アルバム発売から少し経って、『KIS-MY-WORLD』を引っさげてのツアーが始まることを知ります。ほんの少し前まで「ジャニーズのコンサートって宗教じみてて怖い…絶対死ぬまで行かない…」なんて思っていたのにも関わらず易々と手のひらをひっくり返し、とにかくキスマイに会いたい!!!!!という一心でどうにかコンサートに行けないかと考え始めます。とはいえ初めてのジャニーズのコンサートに一人で参加する勇気はなく、かといって周りにキスマイが好きな人もおらず、迷った末に母親を「キスマイのツアーがあるみたいだよ〜良いね〜楽しそうだね〜」と回りくどく誘ったところ何とか同行してもらえることになり、人生で初めてジャニーズのコンサートに参加することが決定しました。
コンサートに行けることになった時の私の浮かれようは、それはもう周りの人に心配される程ひどいもので、その日からそれまで以上に狂ったようにDVDを見続けては「あと少しで本物のキスマイに会える…」と大興奮していました。
しかしここで私は大変な事態に気づきます。
「コンサートまでに推しを決めなきゃうちわが持てない… 」
こうして私は約一ヶ月の間、誰のうちわを持つかということに関して本気で頭を悩ませることになります。


ここでざっくり整理しておくと、この時点でのうちわ候補は宮田俊哉藤ヶ谷太輔二階堂高嗣の三人。宮田俊哉は最初から何となく応援していたからという謎の愛着と濱キスの変から、藤ヶ谷太輔はThank youじゃん!の変から藤ヶ谷太輔withベルちゃん事件までの一連の流れから、二階堂高嗣はなんだかんだ顔が好みで割と頻繁にツボをついてくる言動をするということからそれぞれ候補に入っていたのですが、『KIS-MY-WORLD』の特典映像を見たばかりということもあって、この時点では藤ヶ谷太輔が一歩優勢というところでした。
私がどれだけ藤ヶ谷くんに熱を上げていたかと言うと、『KIS-MY-WORLD』のキスショ藤ヶ谷盤を追加で買おうか本気で悩むほどで(財布と相談した結果泣く泣く我慢しましたが)、友人からも「もう藤ヶ谷担名乗れば良くない…?」と言われる始末。それでも自分の中では何故か「宮田俊哉のうちわを持たなくて良いのか…いやでも藤ヶ谷太輔かわいい…ニカちゃんもかわいい…」という謎の葛藤が繰り広げられおり、中々自担を決められずにいました。


そんな風に頭を悩ませている間に気付けば夏休みに入り、帰省をしてテレビがそこまで自由に使えなくなってしまったこともあって狂ったようにコンサートDVDを観ることもなくなり、キスマイに対する熱がほんのすこーしだけ落ち着きます。そんなこともあって、誰のうちわを持てば良いんだということについてもそこまで頻繁には考えなくなり、プレバトを見て宮田可愛い〜〜と思ったり、ワンだランドの放送に喜びながら横尾さん可愛い〜〜と思ったり、母親のために持ち帰った『KIS-MY-WORLD』の特典DVDを見ながら藤ヶ谷可愛い〜〜と思ったりと、とにかくDDを極めた生活をし続けました。


ほぼ一ヶ月の間DD生活を送った結果、当然のことながらコンサート当日まで誰のうちわを持つべきか決めることは出来ず、結局物販の列に母親と並びながら「どうしよう…誰のうちわを買えば良いんだ…」とひたすら悩み続けることに。待ち時間は一時間強程だったのですが、数ヶ月間悩み続けていたことの答えをそんなに短時間で決められるはずもなく、最終的にいよいよグッズを買う直前になって「誰のうちわ持てば良いか分かんないからとりあえず藤ヶ谷のうちわ買ってくるよ」という母親の言葉によって、「何枚も同じうちわが家にあってもな…」と半ば強制的に選択肢から藤ヶ谷太輔が消えてしまい、「だったらまぁ宮田にしとこうかな…」と宮田くんのうちわを買うことになります。
物販に並んだのは朝だったので、開場まで時間をつぶしながらもずっと「本当に宮田のうちわで良かったのかな…」とめちゃくちゃ失礼なことを真剣に考えつつ気付けば開演時間。「DVDでは見てたけど実際どうすれば良いんだ…恥ずかしくてペンラ振ったり声出したりできないかも…」なんて心配をしていたのですが、そんなものは全くの杞憂で、オープニングの映像が流れ始めた時点ですでに大興奮、バクステにキスマイが登場してからはとにかく訳も分からずペンライトを振り回しながら叫んでいました。
最初のうちは「どこを見ていれば良いんだ…なんかDVDで見てたのと一緒だ…すごい…」なんてことをぼんやりと思っていたのですが、少ししてからじわじわ本物のキスマイが目の前で歌って踊っているという実感が湧き始めて、「どうしようキスマイ生きてた…」と何故か泣きそうになる始末。初めて見る本物のキスマイはテレビで見る以上に眩しくて、会場の熱気もDVDを見て感じ取っていたものとは比べ物にならない程のもので、私の生きている世界にこんなにキラキラした場所があったんだ…と興奮のあまり心臓をぎゅっと掴まれたような感覚に襲われたことを今でも鮮明に覚えています。
そんな興奮状態の中、ジャニーズのコンサートが初めてだっただけではなく、ドームクラスのコンサートに参加するの自体がほぼ初めてだった私はどこに焦点を合わせれば良いのか分からず、間に合わせで買った双眼鏡でとりあえず宮田くんを追いかけているうちにあることに気付きます。
「あれ…王子様がいる…」
何を言っているんだという感じですが、初めて本物の宮田くんを見た時に、本当に何の疑問も抱かずそう感じていました。
コンサートに行くまでに何度か宮田担の方が「としくんって本当に王子様…」というようなことを言っているのを目にして「さすがに王子様ではないでしょww宮田担って結構盲目お花畑な人が多いな…」なんて失礼なことを思っていたのですが、ステージの上で歌って踊り、ローラースケートで駆け回りながらファンにお手振りやファンサをする宮田俊哉は紛れもなく王子様で、あまりの格好良さに半分泣きそうになりながらどうしようどうしようとせっかく買ったうちわを持つことも放棄して、約三時間双眼鏡と紫色のペンライトを指先の感覚がなくなるほど強く握りしめて、気付けば宮田くんのことだけを追いかけ続けていました。
中でも特に印象的だったのがMCの時とShake Bodyの時の宮田くんで、MCで「ファンの子にとしくんって言われるの恥ずかしいからやめてよ〜」というようなことを言っている宮田くんを見て「ア゛ーーーーカワイイカワイイうるさいお前なんか今日からとしくんだよ!!!!」と半ギレで意味不明なことを思ったり、Shake Bodyで全くふざけずガシガシ踊る宮田くんを見て「格好良い…無理…」と心を奪われ、コンサートが終わってからも延々とその時の映像が脳内で流れ続けたり…それ以外の時の宮田くんもとにかく格好良くて可愛くて本当に一秒も目が離せなくて、コンサートが終わる頃には「としく〜〜〜ん格好良い可愛い大好き;;;」と、ほんの半日前まで「誰のうちわを持てば良いんだ…」と悩んでいたはずなのに、すっかり盲目お花畑宮田担の仲間入りをしていました。


こんな感じで初めてのコンサート参加を通してめでたく宮田担になった訳ですが、宮田俊哉の格好良さを知ってしまった私に新たな欲が生まれます。
「何としても『DREAM BOYS』を見に行きたい…」
福岡での二日間が終わってから思い立ったので、もちろん『DREAM BOYS』の残りの公演もそう多い訳ではなく、駄目元で、それでも必死でお譲りを探しまくった結果、なんと奇跡的にチケットをお譲りして頂けることになり、神に感謝しつつ生まれて初めて帝国劇場に足を踏み入れることになります。
初めての『DREAM BOYS』を観ての感想はとにかく最高の一言に尽きました。宮田くんがどこかで、「『DREAM BOYS』は俺のファンが喜ぶ舞台だと思う」というようなことを言っていた通り、帝国劇場の舞台の上にいたのはテレビに出ている時ともコンサートの時とも違う、ひたすらに格好良い、そして私が今まで見たことのない宮田くんでした。真面目にお芝居をする宮田くんも、アイドルらしく歌って踊る宮田くんもとにかくキラキラしていて、舞台の上にいる宮田くんを必死で追いかけながら、「この人のことをもっと知りたい、この人の行く末を見届けたい」なんてことを今までにないくらいに強く思う程に、私は宮田くんの虜になっていました。
閉演後には地に足がついているんだかもよく分からないふわふわした気分で、興奮のあまり何故か開演前にも買った宮田くんのクリアファイルをもう一枚買って、夢の中にいるような気持ちで家に帰ったことを覚えています。



こうして私の濃くて長い夏が終わり、キスマイを好きになって一年近く経ってようやく、めでたくDDを抜け出して宮田担になり今に至るという感じです。
何度も言うようにジャニーズを好きになること自体が初めてで、自担を決めていく中で今まで考えたことも無いようなことに対して頭を抱えて悩んだりするのが何だかんだすごく楽しかったなぁと振り返ってみて思ったりもします。
自分の中できちんと整理しておきたい大きなテーマだったこともあってかなり長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂き本当にありがとうございました…!